「ヨガ」と「ピラティス」

 最終更新日:
 公開日:

江馬 潤 先生の写真 江馬 潤 先生

「ヨガ」と「ピラティス」

皆さん、こんにちは!

昨今は、スマートフォンやパソコンなど
便利な家電に囲まれて、
オンラインショッピングやフードデリバリーも
家に居ながらスマホさえあれば出来る時代に、

さらにはリモートワークで通勤もなく、、
なんて世の中になっていますが、
便利になればなるほど
私たちの体を動かす機会は
確実に減っているように感じませんか?

これは50歳を超えた私も
如実に感じることです( ´Д`)

最近運動不足かも...」
肩こりや腰痛が気になる...」
なんとなく体が重い…

そんな現代人特有の悩みを
抱えている方も多いのでは?

健康志向の高まりとともに
注目を集めている
ヨガ」と「ピラティス」は、どちらも
心身の健康を追求するエクササイズですが、
特徴や効果には違いがあります。

今回はその特徴や効果、適している人について
詳しく解説していきます^ ^

この記事を読んで、あなたに合った
エクササイズを見つけていきましょう!


ヨガ」の歴史と特徴
ヨガは5000年以上の歴史を持つ
インドで生まれた伝統的な修練法です。



実は身体的な実践だけでなく、
精神的哲学的な側面も持ち合わせており、
心身の調和」を重視し、呼吸法瞑想
組み合わせたアプローチが特徴です。

ヨガは様々なポーズで構成されており、
立位のポーズ、トライアングルポーズ、
山のポーズ、座位のポーズやバランスポーズ、
逆転のポーズなどなど。。
様々なポーズがいっぱいあり、
もはや書ききれません( ´Д`)
さすが5000年以上の歴史をもつだけあります。

中には頭で倒立するヘッドスタンドなんて技も!
(上半身の筋力強化や精神的な集中力向上に良い
らしく、流石に上級者向けだそうです。)

「ヨガ」の主な効果は?
・ストレス解消と心の安定
・柔軟性の向上
・姿勢の改善
・自律神経系の調整
・体幹の強化
・睡眠の質の向上
・集中力の向上など

など、効果の多様性に驚くばかりですね!

「ヨガ」では、呼吸を意識的にコントロール
することで、心身のバランスを整えます。
深い呼吸を意識すると、自律神経系に働きかけ、
リラックス効果を高めることができるらしく。
かなり奥が深いですね^ ^


続いては、「ピラティス」の
特徴と効果についてお話しいたします。

ピラティス」の歴史と特徴
1920年代にジョセフ・ピラティスによって
開発された比較的新しいエクササイズです。



解剖学と運動力学に基づいた
科学的なアプローチを特徴としており、
特にコアマッスル(体幹)の強化
重点を置いています。

コントロロジー」と呼ばれる独自の運動理論に
基づいており、身体は反射で動くのではなく
自分の意志・意識でコントロールしながら
動くべきものという考え方を元に
心や精神をも安定させるという仕組みです。

この運動方法は、
以下の6つの基本原則を重視するそうです。
・集中(Concentration)
・コントロール(Control)
・センタリング(Centering)
・流れるような動き(Flow)
・精密さ(Precision)
・呼吸(Breathing)

「ピラティス」の主な効果は?
・コアマッスルの強化
・姿勢改善
・バランス能力の向上
・筋力アップ
・体型の引き締め
・運動能力の向上など

など、こちらもまた多様な効果ですね!

「ピラティス」はマットエクササイズと
器具を使用したマシンエクササイズがあります。
どちらにも共通しているのは、
基本姿勢の確認を忠実に行いながら、
胸式呼吸を運動に同調させて
呼吸法の習得を行なっていきます。

またもや呼吸法が大切だという事ですね!

最近のアニメでも
「何々の呼吸」とかありますが、
今更のように納得しました^ ^


自分はどっちに適しているのか?
「ヨガ」に適している人
・ストレス解消や心の安定を求める人
・柔軟性を高めたい人
・精神的な成長、総合的な健康を目指す人
・瞑想に興味がある人
・穏やかなペースでの運動を好む人

「ピラティス」に適している人
・効率的な体型維持、改善を目指す人
・スポーツのパフォーマンス向上を目指す人
・体幹強化を重点的に行いたい人
・姿勢改善が必要な人
・リハビリテーション目的の人

どちらも素晴らしい運動法ですが、
ヨガ」は心身の調和を重視しながら
柔軟性と筋力を鍛え

ピラティス」は
体幹強化や姿勢改善を重要視します。

呼吸法も「ヨガ」は腹式呼吸
「ピラティス」は胸式呼吸
という違いがあります。

自分が何を望んでいるのかを確認して、
上記の点と照らし合わせてみれば、
どちらが向いてるか分かるかと思います。

最後にどちらの運動も、
最初は必ず資格を持った指導者のもとで
レッスンを受けることをお勧めします。
正しいフォームや呼吸法を学ぶことで、
より効果的な実践が可能になるかと思います。

私も両者体験しましたが、
体幹のトレーニングは慣れないと非常に難しく、
どちらかと言うと
ジムでベンチプレスを挙げる方が
簡単なのかなとも思ってしまいました( T_T)/

運動は自分に合った方法を見つけることで、
継続的な実践が可能になり、
より大きな効果を得ることができます。

ご興味のある方は、
ぜひ体験をしてみてはいかがでしょうか?

江馬 潤 先生の写真

江馬 潤 医局長
えま じゅん

詳しくみる

内科研修を経て、美容皮膚科に携わる。患者さまお一人おひとりの気持ちに寄り添い、丁寧に対応するよう心掛けています。人生を楽しく過ごせるよう、一人でも多くの方のお悩みを全力でサポートします。

Recommend この記事を読んだあなたに
おすすめ!