お気に入りグルメ Part7



皆さん、こんにちは!
寒さも一段と厳しさを増す1月下旬ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年の慌ただしさも少し落ち着き、静かに
冬の日々を過ごす季節となってきましたね^ ^
本日のブログは、
久しぶりのお気に入りグルメシリーズです(笑)
私の周りでは、
いまだに新年会と称して仲間を集い美味しそうな
お店を巡っている友人も多いのですが、
今回は私も以前から行ってみたかった
イタリアン イノベーションで有名な
西麻布にあります
「S’ACCAPAU(サッカパウ)」
に行ってきました!
地下にある こちらのお店は
2016年に開業し、
劇場型レストランの
「イルテアトリーノ ダ サローネ」
っぽい雰囲気もありながら、
エジソンランプを多用した
アンティークな雰囲気で、今は無い
「81」の様な薄暗く怪しい雰囲気を放つ
僕好みの心踊るお店です。
BGMも、Jazzやオルタナティブなどといった
万人受けを狙うものではなく、
少しスピード感があるBPMを刻む
クールなトランスが印象的で、
普通この様な曲は気が散りがちなのですが、
曲を厳選しているのか
食事の邪魔にならない心地よいビートです。
シャンパンから始まる最初の1品は、、、
7品もあり、お野菜多めで始まります。
こちらのお店は、
お野菜を中心とした手の凝ったお料理が有名で、
その味の工夫とバランスに定評があります^ ^
赤いお花のような「紅くるり大根」、
「間引き野菜」と称した
大根様の形のものをパン生地で作り、
濃厚なチーズにディップして食べるといった
面白く、それでいて美味しい変わり種。
飾り方もとても綺麗で見惚れてしまいます。
他にも お野菜をクレープ生地で包んでみたり、
パスタ生地で包んでみたりと。
どれも、お野菜の甘さや食感を鮮明にする
工夫がされていて、
かなり好印象のスタートで
テンションが少しずつ上がって行きます!
続いて、
「根セロリと水蛸」をアレンジした一品。
こちらもセロリのピクルスが
水蛸の甘みを際立てています。
お次の「サヴォイ キャベツ」は
非常に手の込んだ作り方で、
乾燥させたキャベツを再度紐で縛って
丸く整形し直して調理しています。
泡立てたチーズとエディブルフラワー
(食用花びら)が添えてあり、
濃厚なチーズ味と塩漬けしたキャベツが
バッチリと相性良く、
バラバラになりそうな味をバランス良く
まとめていて、
こちらも絶品中の絶品でした!
「厚木椎茸」は、
椎茸のお出汁のスープと共に
ラビオリが入っていて、イタリア版土瓶蒸し
とでも言ったところでしょうか。
前述の「イルテアトリーノ ダ サローネ」でも
同じ様なイタリア郷土料理が出されており、
安定のコクと濃厚な美味しさで
大満足です((o(*゚▽゚*)o))
続いての「虎河豚の白子」は
太めのパスタとチーズの泡に絡めて頂きます。
一見重たそうなパスタにも見えますが、
あっという間に美味しく頂いておりました^ ^
白子は炭で軽く焼が入っていて、
少し硬めの食感が斬新でした。
お次の一見してその正体が分かりにくいお料理は
「鰆 ポワロー ローリエ」で、
薄くスライスした柔らかいネギが
炭で焼いたフワフワの鰆に
そっとお布団の様に被せてあり、
卵黄とボンゴレのスープが
魚とネギの甘みを引き出していて、
5皿目なのになおも新たに
食欲中枢を刺激してくれます!
そしてメインの肉料理は、
「青首鴨 大和早生 烏梅」です。
天然の鴨を神経締めしており、
血抜きして鮮度を保っているせいか
癖がなく柔らかく、鴨のつくねや
栗のフリットを付け合わせに頂きます。
魚に限らず、生きものの体の中に残った血は
腐敗や臭みの元になるために
鴨にも神経締めがある事に驚き、
その鮮度と美味しさに2度驚き、
さすがイノベーション!
と思ってしまいました。
最後にデザート2品と
サイフォンで作る
様々な木の実を混ぜたハーブティーは、
これまで飲んだことのない
森の味が口いっぱいに広がり、
今まで出てきた全てのお料理を
祝福している様なお味でしたヽ(*´∀`)
シンプルな食器や盛り付けでありながら、
そのお野菜の個性を
最大限に引き出す飾り方や調理方法は、
次のシーズンの新メニューを
期待させてくれます。
リピ確定の「S’ACCAPAU(サッカパウ)」
是非、皆さまも目と耳と舌を
楽しませてみてはいかがでしょうか?
内科研修を経て、美容皮膚科に携わる。患者さまお一人おひとりの気持ちに寄り添い、丁寧に対応するよう心掛けています。人生を楽しく過ごせるよう、一人でも多くの方のお悩みを全力でサポートします。