僕のイタリア旅行記②

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江馬 潤 先生の写真 江馬 潤 先生

僕のイタリア旅行記②

皆さん、こんにちは!

前回のブログ(僕のイタリア旅行記①)では、
イタリア旅行の前編としてミラノでの
素晴らしい時間をお伝えしました^ ^

ファッショニスタが集う幻想的な街並み、
ダヴィンチ最高傑作である「最後の晩餐」
ドゥオーモの壮大な美しさなど、
ミラノは期待以上の魅力に溢れていました。

続いて、ミラノを後にして向かった先は、
水の都 ベネチアです (*´∇`*)

それでは行ってみましょう!



ミラノ中央駅からイタリア版新幹線で
有名な「イタロ」に乗って2時間かけて
水の都 ベネチアに向かいます。

「イタロ」を運行する「ヌオーヴォ・
トラスポルト・ヴィアッジャトーリ」は、
イタリアで高速列車を運行する事を目的とし、
2006年にフィアット会長、トッズ社長などが
共同出資して立ち上げられました。

トッズは、イタリア復興のために色々な
観光施設に出資している事でも有名ですね 。

現在は、闘技場であったコロッセオの修復も
トッズが行っていますd( ̄  ̄)

「イタロ」のデザインは、高級スポーツカーの
フェラーリ、ランボルギーニ、ブガッティで
有名なジョルジェッド・ジウジアーロで、
その優雅な流線型の車体には
フェラーリと同じ赤い塗装が施されています。



ちなみに、
ミラノ中央駅はイタリアでも2番目の
乗降客数を誇る駅で、
その外観は日本ではみられないほど
優雅でゴージャス!



駅なのに遺跡と見間違えてしまうほどでした!

2時間ほど乗るとベネチアに繋がる橋に
差し掛かります。

ベネチアは、ヴェネタ潟上の島に築かれていて、
この島のすぐ南には
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島、
さらに南に下ると映画「ベニスで死す」で
有名なリード島があります。

また、北には
ヴェネチアン・グラスで有名なムラーノ島も。

ちなみにベネチアには、
ガラス細工のお店が多く立ち並びますが、
これらは観光用のお土産に過ぎず、
本物のヴェネチアン・グラスを探す場合は
ムラーノ島に買いに行った方が良いかと^ ^

ベネチアの交通機関は、運河が多いため
水上バス、水上タクシー、ゴンドラが
メインになります。

街中の路地は、
自動車や自転車の乗り入れができず
(乳母車、車椅子は可)、移動は徒歩のみになります。

ゴンドラの基本料金は90€で、乗る時間や
距離によっては225€ほどに上がります。

水上タクシーは危険な白タクが非常に多く、
駅やホテルが認めている有名な水上タクシー
会社を聞いて、乗り場や価格を確認してから
乗船する事をオススメします!

ベネチア・サンタルチア駅に着くと、
そこからは迎えの水上タクシーに乗り換えて
広大なベネチアのカナル(運河)を爆走します
((o(*゚▽゚*)o)))



そしてそのままボートでホテルに
チェックイン!



日本では考えられない光景ですね。

ベネチアは、いつか行ってみたい都市の
一つで、ボートチェックインも体験して
みたかったので大満足でした^ ^

そして、今回お世話になるホテルは
老舗中の老舗である
「セントレジス・ベニス」です!



150年以上もカナルグランデ(大運河)に
面しての絶景のロケーションに佇んでいます。

交通の便やロケーションを考慮すると、
ベネチア初心者の方はこのホテルから
攻略した方が良いかと思います(*´∇`*)

最近は、他にもゴージャスなホテルが立ち並び、
ジョニー・デップの映画「ツーリスト」の
舞台にもなった「ホテル ダニエリ ア
ラグジュアリー コレクション ホテル」や
オープン時は世界中のホテルマニアの間で
話題になった16世紀に建てられた運河沿いの
宮殿「パラッツォ パパドポリ」を
リノベーションして造られた
「アマン ヴェニス」なども有名です。

ハリウッドスターのジョージ・クルーニーが、
結婚前のバチェラーパーティーを
「ホテル ダニエリ」で行い、
結婚式を「アマン ヴェニス」で開催した事でも
有名ですよね♪

さて、話を戻して
「セントレジス・ベニス」に
入っていきましょう!

歴史を感じる豪華な装飾に囲まれた部屋が
ずらっと連なっていて、奥のラウンジには
ヴェネチアン・グラスで出来た巨大な
シャンデリアが下がっており、ヴィンテージの
家具や現代アートを妖艶に照らしています。





我々のお部屋は5階の小さなバルコニーから
カナルを眺められるカナルヴューです。



お部屋は、カラフルなアールデコ調の家具で
装飾されていてホテルの拘りが伝わって来ます。



この最高に素敵なお部屋に2泊泊まらせていただきます^ ^

朝起きて、クロワッサン片手に窓を開けたら、
ベネチアの運河が見られるなんて最高ですね!



ベネチアのホテルは、既存の宮殿や伯爵邸を
リノベーションして使っていて複雑に入り組んだ
作りになっているため、たとえスイートルーム
であっても運河が見えないことが多いそうです。

運河が見渡せる良いお部屋を予約したければ、事
前にカナルヴューかを確認した方が良いかと^ ^

ベネチアの移動は船か徒歩なので、
先ずはお散歩がてら
「サン・マルコ広場」に向かいます。





サン・マルコ広場には、
ベネチアに現存する最古のカフェ



「カフェ フローリアン」や
「ドゥカーレ宮殿」
「サン・マルコ寺院」などがあります。

念願のカフェ フローリアンでは、
広場を見渡せるテラス席でモカミントフレーバー
のコク深いコーヒーをいただきました。



生演奏を聴きなが
ゆったり出来るテラス席が最高です!



続いては、
ヴィザンティン建築の最高峰と言われる
サン・マルコ寺院へ!







ここは、ベネチアの随一の聖堂であり
ドージェ(総督)のドゥカーレ宮殿に
隣接しています。

その祭壇には、2000個以上の宝石が
散りばめられているそうです。

そして、お目当てのドゥカーレ宮殿に入って行く
とそこには黄金で装飾された圧巻の部屋が
待っていました!





この宮殿は、そもそも提督邸宅兼政庁であり、
故に行政府、立法府、司法府、刑務所が
混在しています。

黄金階段を登ると壁や天井の黄金の装飾と共に
無数の絵画が広がります。



司法や刑務所があるだけに、
絵画の内容も意味深く、
その大部分は神が罪人を裁き許す内容に
なっており、
その神を提督が崇める構図になっています。

そして、ベネチアで有名な「ためいき橋」
の中を通過して牢獄にと降りて行きます。



なぜ「ためいき橋」かというと、罪人たち
が牢獄を前にして罪を悔やみ、ため息を
つきながら渡ったとされるからだそうです。

この橋は、ゴンドラが通過する
名所にもなっています。

牢獄は肌寒く簡素で、鉄格子の枠には時を持て
余した当時の罪人達の落書きも残っていました。
なんだか、感慨深いですね >_<

宮殿を出るのも午後7時近くになってしまい、
外は既に暗くなっているかと思いきや、
日中と変わらずの明るさで大変驚きました。

なんでも、この時期のイタリアは日没は
20時過ぎだとか。

未だ燦々と照りつける太陽の下、
ゴンドラに挑戦です。

ゴンドラ乗り場で交渉して、
一番長く楽しいコースでお願いすると、
大きなゴンドラで大運河へ!

ゴンドリエーレ(ゴンドラを操る職人)が、
慣れた手つきで行き交う船を避けながら
運河沿いの名所を丁寧に案内してくれます。



ゴンドラが橋に来るたびに、
橋の上から外国の観光客が笑顔で手を振って
くれます(*´∇`*)

運河沿いの豪華なホテルや寺院などを
眺めながら、有名なリアルト橋をくぐります。



ゆらゆらと揺られながら見える景色は、
水の都ベネチアでしか見ることのできない
歴史的かつ幻想的な風景で、
きっと年老いても色褪せることのない
思い出になるでしょう!

小腹も空いてきたので、
今度は路地裏の散策です!

細い石畳みの路地は雰囲気だらけで、
ふらふらとお散歩してるだけで
無数の気になるお店に出会えます。

特に気になったのは、古い路地に所狭しと
集まったハイブランドのお店達です。

この石造りの路地裏の風景との
絶妙なミスマッチが、
都内のブランドショップにはない
ノスタルジックな洒落た雰囲気を
生み出していました^ ^

途中でジェラートを食べたり、





ガラス越しに並ぶピザを摘んだりと



最高の街ブラでした!

ちなみに、、、
イタリアは日差しの出ている時間も長く、
今回の旅行中塗る日焼け止めに加え、
シロノクリニックオリジナルの飲む日焼け止め
ユーバリア UV-SP」がマストでした!



旅行中もインナーケアは欠かせません!!

幼少からの憧れの水上古都ベネチア、
2日間という短い時間では残念ながら
この迷宮のような美しい街のすべてを
心に刻むことはできませんでした >_<

見逃したカフェ、
歩かなかった小道、
聞けなかった鐘の音、、

いつか必ず戻って来て、
その時はこの水上の詩を一行一行、
丁寧に読み解いてみたいと思います。

そして、数え切れない「また今度」を
心に残して次の古都ローマへ!


では、
また次回のブログでお会いしましょう^ ^

江馬 潤 先生の写真

江馬 潤 医局長
えま じゅん

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内科研修を経て、美容皮膚科に携わる。患者さまお一人おひとりの気持ちに寄り添い、丁寧に対応するよう心掛けています。人生を楽しく過ごせるよう、一人でも多くの方のお悩みを全力でサポートします。

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