ダイエットを効率的に!「肥満遺伝子検査」



皆さん、こんにちは!
夏真っ盛りで、連日36度越えの猛暑が続いて
いますね(゚´Д`゚)
日本は高温多湿なため、大量の汗をかくことで
水分やナトリウムなどの電解質が不足し熱中症
になってしまうことも。
なので、
給水や適度な塩分摂取で色々と熱中症対策を
なさっている方が多いかと思います。
そこで、ひとつの疑問が出て来ます。
これだけ汗をかいて、夏バテで食が細くなって
いるはずなのに、
夏に太ってしまう方が結構な割合いる
という事です。
今日は「夏太り」と「肥満遺伝子」について
お話ししていきます^ ^
まず最初に、
以下の様な方は夏太りしやすいかもしれません。
・元から肥満傾向にある
・高カロリー食を好んで食べる
・お酒を飲むことが多い
・暑い時に冷たくて甘いもの(アイスクリーム、清涼飲料水など)を必要以上に摂ってしまう
・冷房の効いた部屋にいることが多い
・運動習慣のない方
では、
夏太りのメカニズムを見ていきましょう!
夏太りの主な原因は、
「代謝の低下」
「活動の低下」
「自律神経の乱れ」の3つかと思います。
夏は気温の上昇とともに体温も上昇し、体温調節
のために発汗する仕組みになっています。
しかし、
発汗しても体温は急激には下がらないため、
高体温は続きます。
普通は体温を上げるために脂肪を燃焼させ
エネルギーを作りだして体温を上昇させますが、
夏の高体温ではその必要は無く、そのため
エネルギー消費も少なく体重は減らないのです。
もちろん、冷房の効いた部屋にいても動かない
のでエネルギーは消費されにくいです。
また、冷房で身体が冷えてしまったり、冷たい
ものを摂取しがちになるので自律神経が乱れる
ことで基礎代謝が下がってしまいます。
そして、暑さにより食が細くなり、麺類ばかり
食べてタンパク質やカリウムが足らなくなり、
更に自律神経が乱れにつながります。
最後に活動量の少なさです。
あまりの暑さに外出を控えて、冷房の効く
部屋に長時間滞在し、移動も冷房の効く車
となると消費エネルギーは低下します。
そして、動かないことで脚の大きな筋肉が減少し
更に代謝が下がります。
かと言って、冷房もかけずに熱帯夜で睡眠不足も
自律神経の乱れにつながります。
では、どの様な対策をしたら体重増加を
抑えられるのでしょうか?
これに簡単に答えると
「適度な運動」
「食事バランスの改善」
「ライフスタイルの改善」が必要かと。
しかし、
急に「ライフスタイルの改善」と言われても、
何をどうすれば良いやらで、、
そこで活用して頂きたいのが、
「肥満遺伝子検査」です^ ^
人の遺伝子は、約2万6,800個あるといわれてお
り、その中で現在約50種類の肥満遺伝子が発見
されています。
これら遺伝子を研究する中で、
日本人の97%が「3つの肥満に関する遺伝子」
のどれかひとつに変異があり、
この肥満遺伝子は 体の代謝作用に大きく関わっ
ているために 「変異」があると太りやすくなる
ことがわかっています。
この3つの肥満遺伝子とは以下の①〜③です。
① β3アドレナリン受容体遺伝子(B3AR)
② UCP1遺伝子(UCP1)
③ β2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)
なんだか難しくなって来ましたが、
内容は至ってシンプルです。
例えば、
①の β3アドレナリン受容体遺伝子(B3AR)の
異常は、「リンゴ型」とも呼ばれ、糖質の代謝
が苦手でお腹がぽっこり出やすいとされています。
また、
②のUCP1遺伝子(UCP1)の異常は
「洋なし型」と呼ばれ、脂質の代謝が悪く
下半身が太りやすく女性に多いなど。
肥満遺伝子検査は、口腔内の頬の粘膜を綿棒で
擦って検体をとり検査機関に提出するだけで
自分の肥満遺伝子を見分け、
レポートになってお手元に届きます。
レポートには、タイプ別の
「食事バランス」
「運動方法」
「ライフスタイル」
のアドバイスが詳しく書かれており、
効率的なダイエット方法を得ることができる
のです。
夏太りに悩んでいるけど、まずは
ナチュラルにダイエット薬などに頼らず
痩せたい方にはオススメです^ ^
夏太りだけでなく、うっかり体重が増えてしま
いそうな人には是非お試し頂きたく思います!
内科研修を経て、美容皮膚科に携わる。患者さまお一人おひとりの気持ちに寄り添い、丁寧に対応するよう心掛けています。人生を楽しく過ごせるよう、一人でも多くの方のお悩みを全力でサポートします。